パン屋・菓子店の頼れる「材料コンサルタント」！
原料部ルート配送
株式会社仙石の原料部は、ベーカリー、和洋菓子店、レストランに向けてパンやお菓子の材料を卸しています。その歴史は、なんと70年以上！あなたが子どものころから通うパン屋さんも、当社がお届けした小麦粉を使っているかもしれません。
「ルート配送」と聞くと、毎日同じルートで同じ商品を届けるルーティンワークを想像されるかもしれませんが、仙石の原料部は一味違います。新商品をおすすめしたり、お客様のニーズに合った商品をお探ししたり、ときには新メニュー開発のきっかけになったり。材料についての相談役とも言えるルート配送のお仕事を徹底解説します！
お仕事内容
ご注文いただいた商品の配送と、食品メーカーが発表する新商品のご提案を担当します。エリアは和歌山、大阪、奈良の一部。配送に使用する車両は普通免許で運転できるバンから2t車までで、大型車の運転はありません。
一日の流れ
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8:00
出勤
おはようございます！さっそく注文内容を確認して商品を積み込みます。
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9:10
出発
行ってきます。午前15店舗、午後15店舗の計30店舗に商品をお届けする予定です。
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10:00
お客様のお店へ
商品をお届けするだけでなく、ご説明やご提案も行います。
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17:30
清算・伝票整理
事務所に戻りました。売上の清算と伝票整理を行います。
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18:00
退勤
今日の業務は終了です。お疲れ様でした。
届けるだけの
仕事ではありません！
商品の配送と同じくらい大切な仕事が、新商品のご提案。食品メーカーがシーズン毎に発表する新しい材料を、配送時に紹介しています。小麦粉やバターは各店のこだわりがあるため、新たにご提案するのはトッピング、クリーム、ソースなどがメイン。お客様に採用していただけるとやりがいを感じられます。
トレンドの把握が必要です
スイーツやパンはトレンドの移り変わりが激しいジャンル。バスクチーズケーキ、フルーツサンド、マリトッツォ、台湾カステラ…と、毎年次から次に新たなブームが到来します。トレンド商品によって材料のニーズも変わるため、世間の流行にアンテナを張り、タイミングを逃さずご提案する必要があります。
配送するのは
デリケートな食品
パンやケーキの材料は大変デリケート。繊細な温度管理を求められる商品も多数あります。特にパンを発酵させるイースト菌は、夏場にほんの数分エンジンを止めるだけでも、車内温度の変化を受けて品質が落ちてしまいます。特別な資格や経験は必要ないものの、プロ意識と責任感が必須条件となる仕事です。
長年の信頼関係が強み
昭和24年にスタートした仙石の原料部。約40年にわたってお付き合いのあるお店や、和歌山を代表するパン工房チェーンを顧客に持ち、「仙石さんに頼んだら大丈夫やろ」と信頼される老舗です。私たちはお客様のオーダーに、簡単に「ありません」とは言いません。当社で取り扱いのない商品でも、できる限り探してお届けする。誠意ある対応が安定した受注につながっています。
この仕事の良いところ
★ヒット商品の誕生に関われる
当社がご提案した材料をきっかけに、お店の新たな人気商品が誕生するケースがあります。自分が紹介した餡子（あんこ）やクリームを主役にしたパンが発売され、行列ができるほど人気になる…という可能性もあり、夢がふくらむ仕事です。お客様が「次はこんなパンを作ろうかな」と構想を話されたら、ご提案のチャンス。適した材料をご提案できるように準備を進め、新商品の開発をアシストします。
★毎月インセンティブのチャンスあり
月間売上目標を達成すると毎月インセンティブが支給されます。常にトレンドを把握する、お客様がお求めの商品は熱意を持って探す、会話の中でつかんだ情報を生かす。新商品のご提案に必要な取り組みを続けていれば、おのずと収入が上がります。
★土日休みで働きやすい
パン屋や和洋菓子店など土日も営業している業界を対象にした仕事ですが、当社の原料部は土日休みです。先輩たちは家族で出かけたり、お子様の学校行事に参加したりと、プライベートも大切にしながら活躍しています。「周りと休みのタイミングが合わない」「もっと家族の時間が欲しい」とお悩みの方にぜひおすすめしたい環境です。
取材日：2021年07月
先輩からの一言
配送中は1人でも、独りじゃない。
人の温かさにふれる仕事です。
私たちの仕事は、営業所を出発すると単独行動になります。1日の大半を1人で過ごすわけですが、決して孤独ではありません。出発前や帰社後の事務所は、仕事の相談からちょっとした世間話まで、さまざまな話題が飛び交う和やかな雰囲気。日々多くの店舗を訪問する中で感謝の言葉を直接いただく機会もあり、外から見ている以上に「人に囲まれた仕事」です。おのずとコミュニケーション能力も磨かれ、人間的にも成長できますよ！パン屋さんやケーキ屋さんが頼りにしてくださるような、材料のプロを一緒に目指しましょう。